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<Category20-038 / 2009.3.4> 前回の「近況報告」のコメント欄に書込みをいただいたが、そこには三つのことが書かれていた。(注記 : 以下、書き込まれた方を“彼”と表現する) 一つ目は、鳩山邦夫総務大臣が視察したことでにわかに脚光を浴びている東京中央郵便局保存問題についてである。 私も東京中央郵便局保存シンポジウムへの参加などこの問題は注視しており、これまでに何度か本ブログでも取り上げようと思ったテーマであった。だが、この問題についての投稿は改めて行うとして、今回は“彼”の書き込みを引用してみたい。 【 「鳩山氏は記者団に対して、重要文化財級の価値がある建築を開発優先主義で文化や文明を壊していいのか、国辱ものだと述べ、計画に反対する考えを強調した」、色々な思惑があるにせよ、この点に関しては大臣に全面的に賛成します。 】 「この点に関しては大臣に賛成」は示唆に富み、函館市へと“彼”の視点は向けられる。 二つ目は、この函館市に向けられた視点についてである。 更に“彼”の書き込みを引用してみたい。 【 どうして函館市の議会を含め、当局にこの発言をする気概を持った者がおらないのか。説明会で質問をする参加市民を不当な圧力団体のように蔑んだ市役所の元特別職、残念ながら指定建築物だったと表現した教育委員長、議場で保存を訴える人たちをまるで原理主義者のように話し合いの余地は全くないと切って捨てた市長、一体この街は何なのか。市民の生活の積み重ねが景観であり、張りぼての偽物を作って事足れりとするような茶番を断じて許してはいけません。 】 私は“彼”のこの指摘が全てを言い得ていると思う。 (注記 : 東京中央郵便局保存問題に係わっておられる方からも、議員や権威ある歴史学者諸氏へ函館での私の取り組みを紹介したい、というありがたい申し出を幾度もいただいている。だが、この弥生小学校解体問題は上に“彼”が書くように常軌を逸し、正論が黙殺され恫喝される現実の中にあって、このようなありがたい申し出にすがることが出来ずにきた。 この弥生小学校解体問題はかつて滋賀県で起きた豊郷小学校解体問題と同質の不条理である。違うのは、豊郷小学校解体問題は町長と地元建設業者の結託による蛮行であるのに対し、弥生小学校解体問題は教育委員会制度の独立性の悪用と函館の閉塞性循環型依存社会を背景に、市教育委員会幹部が強行主導する函館型蛮行である。) 三つ目は、故菅原繁昭氏についてである。 同じく“彼”の書き込みを引用してみたい。 【 むしろ万策つきたのならば(そうは決して思いませんが)このような哀れな扱いを受けるのならば、皆で盛大に追悼する幸福な滅失の方が相応しいです。亡くなった菅原さんも泣いていると思います。 】 市史編纂に生涯をかけ今年の一月に逝去された菅原繁昭氏については、改めて記事を書きたいと思っている。私の書く記事の裏付けの多くの部分を市史に負っている。 私はこれまでに市関係者と市会議員に「この市史を読んで勉強しろ」と何度も書いたが、私も“彼”と同じく「亡くなった菅原さんも泣いている」と思う。 [付 記] もう一つ“彼(tuiさん)”の書込みを紹介します。 ■■ 登録有形文化財
by yayoizaka
| 2009-03-04 08:36
| 20. 不条理
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