カテゴリ
01. プロローグ 02. 目 次 03. 背景・保存・再生 04. 大火復興 05. 古写真・絵葉書 06. 近況写真 07. 伝統的建造物 08. 景観形成地域 09. 小南武一 10. 工手学校 11. 曽禰・中條 12. 辰野金吾 13. ゆかりの人々 14. 函館市情報 15. エピローグ 16. 後 記 17. 参考資料 18. ご意見 19. 四方雑話 20. 不条理 21. 街の記憶 22.弥生小学校再考 23.弥生小学校を考える タグ
本文(82)
Category19(62) Category20(51) 弥生小学校再考(34) Category21(15) essay bibliophobia(5) You Tube(3) 弥生小学校を考える(2) 著作権について
本ブログの記事・写真等の無断転載、無断コピーなどはお断りします。
これは本ブログの掲載にご協力頂いている方々の著作権を守るためです。 尚、私個人が所有するものについては、私的利用の範囲内に限り許可しますが、 その際はyayoizakaまで御連絡ください。 検索
その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
|
<Category20-039 / 2009.4.11> パリにあるオルセー美術館をご存知だろうか。 1900年に開催されたパリ万国博覧会のために建設されたオルセー駅を1978年に美術館として大改装してできた19世紀美術専門の美術館だ。セーヌ川を挟んだ対岸にはルーブル美術館がその偉容を誇っている。 この建物も一時は取り壊しの話が持ち上がったこともあり、美術館の発案から完成までには約9年の歳月を要している。 この建物を美術館にすることが決まった時は既に築80年が経っており、その建築を現代の施設に造り変えることは大変な事業だったようだ。 そして、この建築も美術館として再スタートしてから既に22年が過ぎた。 北のどこかの街なら待ってましたとばかりに耐震診断調査が行われ、その後には必要不要に係わらず耐震補強工事まで否応なしに行われるところだろう。 それにしても歴史的建造物に対する意識レベルの違いをまざまざと見せ付けられる思いがする。 旧図書館と公民館の耐震診断調査は議決されたのだろうか。共に凡そ1.400万円規模の予算だったと記憶しているが、建物規模からしても弥生小学校の耐震診断調査が400万円で、この2つがその3.5倍というのは、その算出根拠から怪しいと考えるのは私だけだろうか...。 ここにも旧西警察署や旧丸井今井デパートや弥生小学校の2回目の耐震診断に深く関与した人間たちの影がうごめいているような気がするが...。
by yayoizaka
| 2009-04-11 15:03
| 20. 不条理
|
ファン申請 |
||