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▋ 弥生小学校考察-保存の意味 弥生小学校再考1から5までの、背景及び建築の考察の結果、弥生小学校保存の意義を列記する。 ■大正10年の大火後の函館市不燃化政策の遂行に始まり、昭和9年の大火後の復興事業、そしてその後の函館市建築課の礎をつくったとも言える函館市技手・小南武一の秀逸な建築である。 ■大火復興事業として建設された復興小学校の集大成としての意味と価値を持っている。 ■昭和初期という様式建築から近代建築への過渡期にあって、その意匠には独創性がある。 ■公共建築としての使命を考え抜いた避難拠点としての独創性がある。 ■教鞭をとった逸材と輩出した人材の学び舎として価値がある。 ■周辺地域との相乗効果によって育まれたアイデンティティを相互に共有している。 ■地形的特性を読み卓越した手腕によって比類なき独創的な教育環境を生み出している。 ・坂の高低差を巧みに生かした平面計画 ・校庭と中庭を高低差を利用し防災拠点と教育施設の融合を実現した斬新性 ・単調に見える立面計画の中に、構造的見識に裏付けされたデザイン力 ■まち並と周辺環境の形成が終わり、風景の一部として同化している。 ■背景にある歴史と共に未来に伝え残す多大な価値がある。
by yayoizaka
| 2009-09-08 06:41
| 22.弥生小学校再考
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