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▋ 環境と共生する歴史的建造物 下の50枚の写真は筆者が過去に撮影した中から、無作為に函館の雰囲気を伝えるものを並べたものである。 この中で上下に茶色の帯を付けた写真が伝統的建造物群保存地区内にある建物となる。 しかし、残りの写真の殆どが景観形成指定建築物にも指定されていない建物である。 伝統的建造物群保存地区内の伝統的建造物が 「優」 、景観形成指定建築物が 「良」 、その他大勢は運がよくて 「可」 、その殆どが 「不可」 ならぬ評価の対象外に置かれているのが函館市の文化行政の実情である。 一方、五稜郭内で行なわれている箱館奉行所復元工事には約 28 億円という大枚が掛けられ、創建時に約 3000 ㎡あった建物の内の約 1000 ㎡ 分の復元工事が進められている。 もっと言えば、歴史的かつ文化財的考証からその規模決定がされたのではなく、予算の枠内に納まるようにその規模決定がなされたことを知っておく必要があると思う。 箱館奉行所復元工事についてこれ以上の言及は避けるが、ここで言いたいのは旧態依然とした箱物に税金を注ぐことから、函館の街の魅力を底辺で支えている上の 「可」 「不可」 の脇役歴史的建造物の保全と保存に生きた税金を使うべき時だということである。
by yayoizaka
| 2009-09-28 07:30
| 22.弥生小学校再考
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