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<Category19-016 / 2008.5.6> 急遽決めた帰省で、これから書こうとするコラムの中のテーマだけ決めてあった「本末転倒-日本の保存を考える」の資料集めが出来そうだ。 今回調べようとしている町は函館どころではないかも知れない。函館は弥生小で何が起ころうと、西部地区でどんなものが消えどんなものが新しく建てられようと、此処に足を踏み入れることがなければ、自分たちの生活に全く関係ない、全くの他人事、それこそ対岸の火事でしかないだろう。しかし地方の小都市や小さな町では、これらのことは町の風景を大きく変え、より切迫した問題として住民に迫ってくる。私が調べようとしていることは、行政の無知蒙昧と軽挙妄動による、歴史的環境とその中に共生していた町並みと建造物の変遷を探ることもさることながら、行政の短慮による原発誘致、美しい海の破壊、豊かで美しかった島の荒廃、などの問題なども同じ根っこに繋がっていることを解明する糸口を見つけることである。 2008年4月30日の日経新聞朝刊に岡部伊都子さん死去の訃報記事が載った。 その中にラジオ番組「四百字の言葉」の原稿をまとめた「おむすびの味」、と同氏の紹介は続いていた。私はエッセイ「ブログの体裁」の中で、600字になると筆力がないと書き終えないと生意気にも書いたが、実は四百字-原稿用紙一枚に纏める文書を書いてみたいという密かな願望を持っている。 このエッセイを書いていて、この「四百字の言葉」を思い出し挑戦してみた。 因みに上の一文で396字だった。
by yayoizaka
| 2008-05-06 07:17
| 19. 四方雑話
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