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<Category20-009 / 2008.7.29> 今日は朝から本ブログへの訪問客が実に多い。 恐らく昨夜弥生小学校で開催された初めての住民説明会から一夜が明け、それについての記事が掲載されていると思っての方々だろう。 私は、再度住民説明会を開く方向に持って行った参加住民諸氏に、改めて心からエールを送りたい。 説明会の詳しい情報はまだ私の手元には届いていないが、昨夜の説明会後にいち早くその様子を掲載された “ 「西小学校・弥生小学校統合校舎整備の考え方について」の説明会 ” を是非ご覧いただきたい。 さて、市民から2番目の要望書が市長に提出された。 今度の要望書は父兄からである。 昨夜の住民説明会を前にして何とか先週中にこの要望書を掲載したいと思っていたが、出来上がったのは説明会直前であった。 しかし何日も何日もかけて、自分の言葉で、自分の気持ちを、そして函館の未来を切実に綴った文面を見て私は嬉しくなった。 彼はきっと私の「住民説明会の心得」を読む間もなく、直前までこの文章と戦っていたのだろう。 彼はこの2ヶ月、周りの父兄一人ひとりに対して、こつこつとこの建物が持っている、かけがえのない尊さ、失ったら二度と取り戻せないものについて、穏やかに語って来た。 最後に記名する段になって、支障があるからと辞退する他の父兄たちに代わって、彼は自分一人だけの署名で市長への要望書をまとめ上げた。 立派な態度だと思う。 是非とも中味をじっくり読んでいただきたい。 そして、彼の提案を是非市民として後押ししていただきたい。 心からお願いする。 最初に出された元町倶楽部の要望書も、初めての草案からすると、37日という時間をかけて作られたものだ。 要望書一つ書くにも、周りの人たちの意見を聞き、調整に走り回り、そしてさんざん厭な思いもしながら、最後は勇気を持って力を奮い起こし、それは信念ある者だけにできることである。 この同じ市民の言葉、訴えも是非読んでいただきたい。 この最初の要望書が出されたのはのは7月16日水曜日、その週の金曜日には非公式情報として、この意見書には「回答の必要なし」というのが市の関係幹部の見解として私の耳に届いていた。 市長の台湾出張中に、市民の努力を嘲るような、市関係幹部のこのような奢った体質は何としても一掃したいものである。 さて、昨日の住民説明会ですばらしい意見や提案があったと聞く。 行政の押し付けにNOと言い、先人たちが自分たちに残した貴重な財産は、全てを市民が意見を出し合い交わしながら、そして考え、そして決めていこうということである。 市役所職員もこの市民をサポートし、一緒に問題を考え、取り組み、解決する本来の姿を取り戻して欲しい。 この弥生小学校が出来た経緯をもう一度振り返って欲しい。 復興に向けて、市民も財界人も市職員も一緒になって取り組んだ時代の気概を取り戻して欲しい。 そして、その生き証人がこの弥生小学校であることを、もう一度思い出して欲しい。 市民からの2番目の要望書 <photo by WirelessMonkey>
by yayoizaka
| 2008-07-29 12:28
| 20. 不条理
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